セカイを開くのは僕だ | こんな視点もいいじゃない。

セカイを開くのは僕だ

sukima

スキマスイッチ
全力少年
2005.04.20
AUCK-19007

キッカケはたまたま見てしまったPV。

もう、なんでしょう?
「爽やかなこと、この上ないっすわ!」みたいな笑顔とハネ具合で、
同年代として、見てるこっちが逆に恥ずかしくなってしまう程のハジケっぷり。
なのに最強に楽しそうで、なんだかすごく自信が感じられて、
そして何より、今までのあたしの勝手な「スキマスイッチ」というイメージを
見事に綺麗さっぱりと、この「全力少年」 がぶっ壊してくれた。

あたしの中では今まで
「スキマスイッチ」=「良質なしっとりバラード。なのにアフロ。」
別にこれは否定的な感覚だったわけではなくて、
むしろ、「嫌いじゃないぜ!そのテンション」的な、そんな感じ。

その「嫌いじゃないぜ」が、「こーゆーのも全然アリだぜ」に
じっくり変わっていく様が自分の中で分かって、今回はおもしろかった。
なんだか久々、こういうピュアな音(っていう表現はアレなんだけど)に
惹かれていったのが気持ち良くすら感じた。


 試されてまでもここにいることを決めたのに
 呪文のように「仕方ない」とつぶやいていた


「全力少年」の中であたしが一番好きな詞。
この詞がなかったら、もしかしたらここまでスキマに興味を持たなかったかもしれない。
そして、この春というスタートの季節に、敢えてこの詞の世界観をぶつけてきたっていう
根性もステキ。
スルメ要素満載。じわりじわりと好きになってきているような気がします。