いろんな意味でネタバレ。 | こんな視点もいいじゃない。

いろんな意味でネタバレ。

春分の日。
名前に負けないくらい、春らしい気持ちのいいお天気だった1日。
午後から相方と恵比寿へお出かけ。夕方、そのまま有楽町へ流れ込む。
 
 
スキマスイッチ TOUR'06「空創トリップ」
場所はなんと、東京国際フォーラム ホールA
デカイよ!広いよ!5,000人。
 
 
スキマライブは、去年のG.C. Vol.08 が初めましてだったのだけれど、
あれはイベントだったから、ワンマンを観るのは今回が初。
どんなんかなー?と前の日、お風呂の中でいろいろ想像してはニヤニヤ。
多分、和気藹々なホンワカ雰囲気なんだろうなー、みたいな。
 
 
想像は、概ね当たった。
けど、大いに外れたような気も、同時に味わう。
個人的な勝手な印象で、ファン層ってすごい若いんだろうなー、と思っていた。
でも実際はそんなことなかったなぁー。
6、7割くらいがお姉さん方かな。あとは、子供連れのファミリーもちらほら。
ドラえもん効果か?
 
 
1曲目がいきなり「ボクノート」。
最新曲で、しかもバラードというか、ミディアム調でスタートとは!
これもドラえもん効果か?←違う
 
 
全体的には、なんとも国際フォーラムで行うコンサート、といった感じのライブだったなぁ、
という印象。
そもそもスキマの楽曲は、ミディアムテンポなものが多いから
自ずとしっとりした感じになるのは仕方がないと思うんだけどね。
でも、あそこまで女性が多いのに、あんなに黄色い声援がないライブも初めてだったなー。
それにはすごい!と思った。
 
 
舞台デザイン、そしてスクリーンの使用方法は、とても効果的だった。
VJが絡むことによって、その曲の鳥肌度が何倍も上乗せされて襲ってくる。
特に中盤の「さみしくとも明日を待つ」はお見事!あれはすごい。
 
 
Vo.の大橋君という人はとても得な人だなぁ、とちょっと思う。
人柄がいいというか、ああいう人はだまっていても女子にモテるに違いない、きっと(笑)
母性本能をくすぐる、っていうのかなー。
ああいうのは顔じゃないんだよね。性格っていうのともちょっと違う。
なんかフェロモンが出てんのかもね。でも、それが「出そう」と思って出てるものじゃなく
自然と勝手にじゃんじゃん出てる状態だから嫌味がない。超天然素材。
ある意味、羨ましい(笑)
 
 
終盤は、今までの大人しさを振り払うかのように楽しい時間。
八分音符の手拍子連打が気持ちいい「ふれて未来を」とか、
5000人の大合唱の「全力少年」とか、ああいうのはいいねー!スカッとする。
大橋君もステージ降りて、最前のコにマイク向けちゃったりなんかして
なんてゴキゲンさん!
 
 
アンコールは全部で4曲。
ラストに歌われた「ただそれだけの風景」が、とてもすうっと心に沁み込んでくる。
今までそんなに特別視しなかった曲でも、ライブで歌われることによって
すごく名曲に聴こえたり、すごく忘れられない力を持った楽曲になったりすることがある。
この曲、私にとってはまさにそんな曲になった。
たんぽぽがね、満開な桜の花々に憧れる話なんだよね。
人々はみぃーんな、綺麗に咲き誇る桜を見るため、上を向いて歩く。
それが、「ただそれだけの風景」。
 
 
不思議な余韻の残る、いい時間だったな。
場所も良かった。
また機会があったら、是非、足を運びたいアーティストです。
 
 
 
 
 
【追記】
 帰ってから、また別の意味でドキドキしながら観た「アンフェア」最終回。
 あんどうが犯人だなんてーーー!!!
 もーー、お姉さんは悲しい!