異国に響く「君が代」の力 | こんな視点もいいじゃない。

異国に響く「君が代」の力

今朝、遠い遠い向こうのビルの谷間辺りに
入道雲の赤ちゃんみたいな雲を見つけた。
眠くって重たくなってた瞼がちょっとシャッキリする。
今朝はいつもの月曜以上に眠かった。
 
 
 
理由はただひとつ!
 
 
F1です、F1!
 
 
 
第13戦ハンガリーGP。
 
まずは、言わせて下さい!
 

 
 
HONDA、39年振りの優勝!
そして、バトン、自身初の優勝!!
おめでとうおめでとう!!!

 
 
 

 
決勝スタート前の私のテンションは、めっさ低かったんです。
この日は昼間にいろいろあって体は疲れていたし、
M.シューマッハはペナルティくらって12番手からのスタートだし
(弱いシューマッハ、遅いフェラーリは嫌いな王様タイプの私)
ハンガリー雨降ってるし、このコースは抜き難いって言ってるし、
とはいえ、シューマッハとトップ争いをしているアロンソも15番手スタートだし、
あれだけ抜き難いと言われてきたモナコの市街地コースだって
シューマッハは11人抜きとかやっちゃったくらいだから
もしかしたらもしかするかもね。と思いながら蓋を開けてみたら
何故かトップを独走してるアロンソにシューマッハが周回遅れにされちゃったり、
逆にシューマッハ、急に追い上げて一気に3位になってみたり、
そしたらビックリ!アロンソ・リタイア!
「おっしゃー、いけーーー!」と思った矢先に、アロンソに続くかのように、
シューマッハも残り3周を残してリタイア。
うきゃー!なんてもったいない!!
 
と、まぁ、勝負ってのは、ほんっとに、フタを開けてみないと

何が起こるかわかんないもんなんだなぁ、と感じて一喜一憂しまくってました。
 
 
 
んで、昨日はそもそも、体が限界きてたってのもあるんで、
シューマッハがリタイアの光景を見て、もう寝ちゃおう、と思ったんですが、
ふと気付くと、ホンダのバトンが独走状態じゃないですか!!
 
 
ここで私の中のよからぬものが、じゃなくって、
ナショナリズムが疼き出し、気付くとフィニッシュまで見続けてました。
 
 
 
私がF1を見始めたのは2000年くらいからなので、ほんとここ最近のことです。
だからホンダのF1参戦の歴史とか、レースに対する想いみたいなことも知らない状態で
「F1ってのは日本もたくさん関わってるスポーツなんだなぁ。日本、すげいじゃん!」
くらいの軽い気持ちで見てました。
そんな私でも、F1の表彰台で、(私にとっては)初めて「君が代」が流れた様を

目の当たりにしたときの感動といったら!
 
 
 
でも、ちょっと思ったことがありました。
 
ホンダが優勝したから嬉しい、とか、

イケメン・バトンが優勝したから嬉しい、とかじゃなく、
この見慣れた場面で、

今までまったく耳にすることがなかった日本の国歌が流れた、という、
その事実にすごく感動したんですよね、私。
 
なんででだろう、って思った。
「がんばれ、ニッポン!」的な感覚って、誰に教えられることなく、
知らず知らずのうちに備わっているもんなのかなぁ。
不思議。
 
 
 
 
 
今年はこんな感じの出来事が、私の周りでちょこちょこ起こってます。
母校が18年振りに甲子園出場するのもそのひとつ。
びーーっくりしたよー!えらいこっちゃですよ!
初戦の相手は強豪校。とはいえおんなじ高校生。
プロの選手でもメジャーリーガーでもないのだから

臆することなく頑張ってきて欲しい。
 
 
 
良き夏です!